創立150周年記念
富雄丸山古墳特別体験会(講演会)
富雄南小学校 創立150周年記念 富雄丸山古墳特別体験会
【趣旨】
富雄南小学校は、本年度創立150周年を迎えます。
校区にあり歴史的に注目されている富雄丸山古墳からは、本校の節目を迎えるこの年に、2m37cmの国内最大の蛇行剣と、過去に類例の無い盾形銅鏡が発見という発表がありました。この地の歴史の延長上に現在があり、この節目を迎える富雄南小学校もこの地域の歴史の延長上にあります。
この地、この機会を活かし、富雄南小学校創立150周年記念事業の目標を達成するため、奈良市教育委員会文化財課埋蔵文化財調査センター及び、富雄南地区自治連合会の協力を得て、特別体験学習を行いました。
【富雄南小学校創立150周年記念事業の目的】
奈良市立富雄南小学校が創立されて150年という節目を祝うとともに、自分も富雄南小学校の関係者として、またその歴史の当事者としてこの瞬間に立ち会えたことを感謝し、富雄南小学校を大切に守り未来に伝えよう。
〇2月6日 特別講演会
【テーマ】
私たちの校区にこんなすごいものがある!富雄丸山古墳
~ 世界に自慢しよう! この目で確かめよう!~
【内容】
・小学生にわかる、富雄丸山古墳のすごさ(価値)
・これまでのエピソード
・調査からわかってきたこの富雄南地区の当時の様子や歴史的重要度
・現地見学で見るべきポイント
・その他
みなさん、こんにちわ。
富雄南小学校は、創立150周年を迎えたそうですね。
おめでとうございます。
さて、歴史ある富雄南小学校の校区に、今世界的に注目されているところがあるのは知っていますか?
そう、それは「富雄丸山古墳」です!
パッと見、ただの木が生い茂った小山ですが、山ではありません。
実は、今から約1700年くらい前にココの辺りに住んでいた人のお墓なのです。
長い年月により、形は崩れ、木が生い茂り、ただの小山のようになってしまっています。
今、テレビや新聞、インターネットなどで報道されている通り、古墳の発掘調査を進めています。
世界的に貴重なものがありますので、調査する人以外は現場には入れないように24時間厳重に警備されています。だから近づくことはもちろん、発掘現場を見ることもできません。
しかし、富雄南小学校は創立150周年を迎えられるということで、この地域に住んでいる君たちには、特別にることができるようになりました。日本中から見たい人がたくさんいて、しかし見られない中、これはすごいことなんですよ。
きっと君たちが大きくなって、世界に羽ばたいていったとき、「どこから来たん?」と聞かれたら、「あの有名な富雄丸山古墳の近くだよ」って自慢しながら答えられると思います。
さて、そういうことで、実際に見学する前に、もう少し「富雄丸山古墳」ってどんなところか、どんなところがすごいのか、今どうなっているのか、ゲストのみなさんと一緒に見学の時の見どころを知っていきましょう。
講演会には、NHKからテレビのニュースの取材がありました。
講演会の様子をNHK奈良放送局が取材に来られ、ニュースに取り上げられました。
見逃した方はNHK奈良放送局 奈良 NEWS WEB にも掲載されております。